2013年09月25日

Nettleton Vチップ

ブログご覧の皆様こんばんは。

いつも御覧頂きありがとうございます。

スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。

今回はアメリカ靴からご紹介します。





手に入れたのは3年程前。ネットオークションで見つけた1足です。

1980年代以前のヴィンテージ、アメリカの靴メーカー、ネトルトンのVチップです。

インソールにアルゴンキンという印字があり、それがモデル名かと思われます。

廃業から30年程経っており、現代では球数の多くないネトルトンですが、

ネットオークションでも何度か同じモデルを見かけており、定番のモデルであったと推測できます。

アメリカもののVチップという事もあり、

自身のワードローブの中ではオールデンの役割を果たしてくれている1足です。

黒のカーフでいたってシンプルですし、程よいドレス感で合わせ易いので、

トラッド、アイビー、アメカジ色んなスタイルで気軽に使え、重宝しています。

加えて履き心地も◎です。

もし、ネトルトンが現在まで存続していたなら、

唯一無二の定番、オールデンのVチップのライバルになりえたかもしれない。

個人的にそう思える一足です。

ネトルトンが廃業してしまった事は残念でなりませんが、ヴィンテージとして生き残った靴もまだまだあります。

これからも愛されていって欲しいメーカーですね。


今回も年代を感じ、集める楽しさのあるヴィンテージアメリカ靴からの1足でした。

次回からもまだまだコレクションをご紹介していきます!ありがとうございました!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:28Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチクNettleton

2013年08月28日

BIRKENSTOCK アンクルサンダル

ブログご覧の皆様こんばんは。

いつも御覧頂きありがとうございます。スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。

今回は、今夏プライベートで一番活躍してくれた1足ご紹介します。






今夏、新潟のリサイクルショップで見つけた1足です。

皆様ご存じのサンダルの大定番ブランド、ビルケンシュトックのサンダルです。

私はトレンドど真ん中のモノや、ありふれているモノ、人と同じモノよりは、

どこか一癖あるモノを好む傾向があるのですが、ビルケンという大定番ブランドの中で、

そんな一癖を感じ、衝動買いしてしまったのがこちらの1足です。

1枚革から切って、くりぬいて、作ったようなシンプルさがありながら、

シューレース穴をギリー風にしているという、なかなか凝った演出が見受けられます。

ギリーブーツのサンダル版と言ったところでしょうか?

使い勝手はグラディエーターサンダルと一緒ですね。

アンクル丈なので、クロップドパンツと相性バッチリ!

もちろんビルケンのスポンジソールが付いているので、軽くて履き心地も楽チンです。


スニーカー用の紐が調度よく使え、

紐の付け替えで遊べるので、毎年違う色にトライしてみようかと思います。

大定番ブランド + 一癖

紐色を変えてみたり、ソールを変えてみたり、人とは違った表現をしてみるのも面白いですね。

皆様もそんな楽しみ方にトライしてみてはいかがでしょうか?

次回からもまだまだコレクションご紹介していきます!ありがとうございました!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:28Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチク

2013年08月21日

Nettleton サドルシューズ

ブログご覧の皆様こんばんは。

スタッフ野口の靴ウンチクコーナーです。

英国モノが続いていましたので、今回はアメリカ靴からの1足をご紹介します。





手に入れたのは4年程前。茨城のリサイクルショップで見つけました。

1980年代まで存在していた、アメリカのシューメーカー、ネトルトンのものです。

現在も少数ながらオークションなどで目にすることができます。

こちらは「バランスライト」というラインで、私もこの1足しか見た事がありません。

なかなか希少なモデルなのではないでしょうか。

コンフォートシューズのような名前がついているだけあって、

革底ですが履き心地は極めて軽く、かなり歩き易いです。

サドルシューズでライトブラウン。

コーディネートがシンプルにまとまり過ぎて、スパイスが欲しい時に活躍してくれています。

年代物を感じさせる色ムラ具合も良い味になっていて、お気に入りの1足です。



古着といったらアメカジ。

というのが昔から定番で、米国物は流通量もありますし、

1930年代頃から80年代頃まで、その年代ごとの特徴を持った靴、

特定の年代にしか存在していなかったメーカーも多いので、

米国靴は集める楽しさがあります。

私は数十年変わらない定番の英国靴が大好きですが、

時には時代背景を感じる靴も履いてみたくなります。

そんな時にはアメリカの古靴がピッタリなのです。


ヴィンテージアメリカ靴。時代を感じる靴の楽しさ。味わってみてはいかがでしょうか?


次回からもまだまだコレクションを紹介していきます!ありがとうございました!  


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2013年08月07日

JOHN MOORE ギリーブーツ

ブログご覧の皆様こんばんは。

連載6回目を迎えました、スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。

今回もクセのあるギリータイプから、ブーツを1足ご紹介します。





手に入れたのは2年程前。地元のリサイクルショップで見つけました。

ジョンムーアというイギリスのブランドです。

デザイナーのジョンムーア本人は既に亡くなっておりますが、ブランドは現在も続いており、

ダイタキムラ氏らその意志を継いだお弟子さん達が

当時と変わらぬスタイルのまま継続しているようです。


今回ご紹介させていただいているブーツは、このブランドの定番モデルです。

有機的と言いましょうか、アッパーは特徴的でこのブランドならではのデザインです。

容姿はアバンギャルドながらも、イングランド製、グッドイヤー製法で、

コマンドソールを使っているなど、作りは大変しっかりしているので、

単なるデザイナーズ靴とは違った安心感があります。

加えて、色、ボリューム感とも、トリッカーズのカントリー感覚で意外と合わせ易いので、

コーディネートにちょっとスパイスが欲しいなという時に大変重宝しています。

クラシックな靴を選びがちだった私には、とても新鮮な出会いでした。

次回もコレクションの少し変わり種、ご紹介していこうと思います!

ありがとうございました!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:25Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチク

2013年07月24日

gaelic ギリーシューズ

ブログご覧の皆様こんばんは。

連載5回目を迎えました、スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。



今回はクセのある、ちょっと変化球な1足。

gaelicというブランド名のギリーシューズをご紹介します。



ギリーシューズというのは、起源はゲール・ケルト文化圏の舞踏靴で、

メダリオン、パーフォレーションの入ったフルブローグがベース。

革靴に通常有るはずのタンが無く、その周りは波状にくり貫かれ、

シューレースは足首にグルグル巻きにするためにかなりの長さがあり、

その先端にはタッセルが付いている。

といったところが特徴です。

紐の長さ一つとっても、日常用ではなく、踊りのための靴なのが伝わってきます。

(all about飯野さんの記事が、ギリーシューズの起源を詳しく学ぶのに参考になります。)

ギリーシューズはシューレース周りのデザインが特徴的で栄えることもあってか、

ファッション靴として、トリッカーズ、チーニー他、近年さまざまな英国靴ブランドから作られています。


ただ、そうして作られた靴は、普段履きとしての革靴に必要な実用性を無視できないので、

タンが付いていたり、普通に結ぶための長さのシューレースだったり、

ギリーシューズ本来のディテールを取り入れていないものがほとんどです。



さて、この1足の注目すべきは「gaelic」というブランド、made in Britainの表記。

手に入れたのは2、3年程前。オークションで見つけた1足です。

gaelicは直訳で、「ゲール族の」という意味。

そして英国靴の産地としてほとんどを占めるであろう、England表記でなく、

英国全体を表すBritainの表記から推測するに、

ゲール族が直接関係する、スコットランド、もしくはアイルランド製であると思われます。

名前や生産地から、その起源に最も近い靴の1つなのではないかと想像できます。


爪先の芯がしっかりしていなかったり、ヒールベースがプラスチック製だったり、

イングランド、ノーザンプトンのファクトリー製の靴と比べたら、

作りの面ではとてもチープ。遠く及ばないかもしれません。


しかし、起源に忠実に、歴史ある舞踏靴としての本来のディテールを守ってくれている。

それだけで私にとっては最高に魅力的な靴の1つであり、

ロマンを感じずにはいられません。


舞踏靴としてマスターピースと呼ぶに相応しい靴。出逢えた事に感謝です。


いかがでしたか?

今回も古靴の魅力、少しでも伝わりましたでしょうか?

次回からも続けて、コレクションの中でも少し変わり種をご紹介していこうと思います!

ありがとうございました!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:28Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチク

2013年07月21日

Churchs コードバンロングウイングチップ Last73

ブログご覧の皆様こんばんは。

連載4回目を迎えました、スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。


前回に引き続き、チャーチの1足。

現在では「旧旧チャーチ」と呼ばれるものの1足をご紹介していきます。



この靴は自身3足目に購入しました。アッパーはコードバンです。

フローシャイムとしてオークションに出品されていたチャーチで、かなりのお買い得品でした。


当時コードバンを自分で磨こうとしたものの全く上手くいかず、

青山の某有名靴磨き店にお願いするきっかけになった靴でもあります。

そう考えると、

私がこの世界に入るきっかけとして、これも重要な役割を果たしてくれた1足でした。


こちらは1970年代からそれ以前のものと推測される、

2都市表記時代の旧旧チャーチ。モデル名は不明。ラストは73です。

チャーチでは珍しい、ロングウイングチップです。


同じラストで「グラフトン」という定番がありますが、

サイドから後ろにかけてのパーフォレーションの特徴が異なるモデルです。

ロングウイングチップでコードバンと、特徴だけ見ればアメリカ靴のようですが、

73ラストのセミスクエアトゥと、Dウィズのスッキリしたフォルムがチャーチらしくまとまっています。


実はこの靴、引退しもう寿命を迎えてしまっています。

というのも、さすがに40年も前の靴。

コードバンが屈曲部分を中心にひび割れし、

今では履いて歩く度に破れが広がるようになってしまいました。

残念でなりませんが、壊れてしまっても作られてから40年という年月にロマンを感じますし、

コレクションの1足として、これからも大事に家に飾っておこうと思います。


家にいるだけでも存在感、安心感があって、私には熟年夫婦の奥さんのような靴です。

今回はそんな殿堂入りの1足でした。


いかがでしたか?

今回も古靴の魅力、少しでも伝わりましたでしょうか?

次回からも英国靴を中心にご紹介していきます!ありがとうございました!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:57Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチク

2013年07月12日

Churchs フルブローグ 73Last

ブログご覧の皆様こんばんは。

連載3回目を迎えました、スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。

このコーナーでは、

古靴コレクター野口がこれまで集めてきた、200足以上の私物を通して、

それらを履いてきた感想や、ちょっとした豆知識をご紹介。

古靴のカッコ良さ、古靴集めの面白さに少しでも興味をお持ちいただけたなら幸いです。



今回は前回に引き続き、チャーチの1足。



1990年代以前の、

現在では「旧チャーチ」と呼ばれるものの豆知識を交えながらご紹介していきたいと思います。



英国靴を集め始めた初期の頃に購入しました。

初めてプロの方にハーフラバー修理をしていただいた靴と言う面でも思い入れの強い1足です!

こちらも1980~90年代製。

3都市表記時代の旧チャーチから、フルブローグタイプをご紹介します。

ラストは1番の定番、名作73。

ラスト73のフルブローグといいますと、

「チェットウィンド」というモデル名が有名なのですが、

内側の手書き表記を見ても、チェットウィンドとは違うモデルのようです。


有名なモデル名以外は基本的に手書きが達筆過ぎて読むのが困難…。

このモデル名も私には解読不可能です。


73ラストのフルブローグ、いくつも所有していますが、

どうやらその中でもカーフ製のものに限られ、チェットウィンドとして表記されていたようです。

こちらの素材は調べたところ「ネバダカーフ」というものに該当するものと思われます。

マットな艶感で、正直磨いてもピカピカにはならない革です。

好みは別れると思いますが、キメの細かい革とはまた違った鈍めの輝き方が個人的にはツボです!


さて、前回から使っている「旧(オールド)チャーチ」というものは何でしょうか。

チャーチのインソックには世界の有名都市に進出をした印として、

その都度新しい都市名が刻まれていっています。

1999年にチャーチは買収され、それから今現在まで

チャーチはプラダグループの傘下にあります。

その際に刻まれたのがミランの表記であり

現行品は、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ミランの4都市の表記があります。


よってプラダ傘下に入る前、

ミラン表記のない三都市表記のものが90年代以前のものと容易に区別でき、

それが「旧チャーチ」と呼ばれているのです。

買収以降は新生チャーチと呼ばれ、名作ラスト73番が使われていたものは、

よりモダンな印象の100番ラストに全て切り替わってしまいました。

それを嫌った昔からのチャーチファンの間で、

旧チャーチと新生チャーチを区別する傾向が生まれたようで、

古靴の取引の際の1つの目安として根付いているようです。

個人的には73が足に合うので旧チャーチを支持しますが、

決して新生チャーチが悪いという印象は全くありませんし、

今後も違いを感じながら、まだまだどちらも集めていきたいと思います。


チャーチの仕様による年代特定方法の一例をご紹介をしましたが、

さらに昔のものは2都市表記、それ以前のものももちろん存在しますので、

今後そちらもご紹介していきたいと思います。


いかがでしたか?

今回も古靴の魅力、少しでも伝わりましたでしょうか?

次回からも英国靴を中心にご紹介していきます!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:28Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチク

2013年07月05日

Churchs BURWOOD

ブログご覧の皆様、こんばんは。

連載2回目を迎えました、スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。

私ファーストネームを「敦史」と申します。

神社で神様から頂いた名前が、偶然か必然か、

倫敦(London)の歴史と書いて、敦史であることに気づいたのはごく最近の事。
(完全後づけです。母さんごめんなさい!)

そんな生まれながらに英国靴好きなスタッフ野口が、

今宵も自身が魅力を感じる英国靴をご紹介していきます。


このコーナーでは

古靴コレクター野口がこれまで集めてきた、200足以上の私物を通して、

それらを履いてきた感想や、ちょっとした豆知識をご紹介。

ご覧いただくことで、古靴のかっこよさ、

古靴集めの面白さに少しでも興味をお持ちいただけたなら幸いです。





2足目も個人的に思い入れの強い一足、

1980~90年代製、3都市表記時代の旧チャーチから、バーウッドをご紹介します。

ラストは定番の81。


出逢えたのは5年程前、現在30足程所有するチャーチの最初の1足でした。
(同モデル3足所有)

当時、ウイングチップというものを知って、そのかっこよさに興味をひかれた私は、

トリッカーズのカントリーが欲しくて、探し回っていました。

そんな時、楽天市場でトリッカーズを探していて、

たまたま検索に引っ掛かったのがこの靴でした。

購入前にネット検索して下調べし、

All Aboutの倉野さんの記事を読んだ事で、心動かされ購入に踏み切ったのを今でも覚えています。



「英国靴といえば、やっぱりチャーチ!」

「(バーウッドに対して)これ程洗練されない名作は他には無いと思う。」

というフレーズに魅力を感じ、騙されたつもりでトリッカーズを諦めてまで手を出してみましたが、

今思えば当時の知識でこの買い物は大正解でした!


丸くてボリューミーなトゥにダブルソールなど、

トリッカーズ同様のカントリーな要素を持ちながらも、

ブックバインダーカーフという光沢革のアッパー、

内ハトメ、内羽根仕様、カカト周りのウェルトが無いなど、

ほとんどカジュアル靴のトリッカーズと比べると、

随所に少しだけドレス感が残っている事で野暮ったさとのバランスが取れ、

幅広いコーディネートへの合わせ易さを感じます。


私にとってバーウッドは、

「洗練されていないドレス靴」

ではなく、

「洗練されたカントリー靴」

なのです。



私のワードローブの中の名作として、これからも活躍してくれる事でしょう。



チャーチは仕様による年代特定方法があったり、ウィズが幅広いサイズ展開だったり、

モデル名が色々ついていたり、

英国製ながら、アメリカ古着として日本に多く入ってきていたり、

ヴィンテージ古着が好きな方がハマれるような、宝探し的魅力が沢山ある靴です。

今後、チャーチご紹介の時には、その辺りの豆知識も一緒にご紹介していきたいと思います。


いかがでしたか?

今回も古靴の魅力、少しでも伝わりましたでしょうか?

次回からも英国靴を中心にご紹介していきます!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:22Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチク

2013年06月29日

EG製 LloydFootwear MALVERN

こんばんは。

平素はRESH.新潟店のブログをご観覧いただきありがとうございます。



ブログご覧の皆様初めまして。スタッフの野口と申します。

新コーナー「スタッフ野口の靴ウンチク」スタートします。よろしくお願します。



古靴コレクター野口がこれまで集めてきた、200足以上の私物を通して、

それらを履いてきた感想や、ちょっとした豆知識をご紹介致します。

古靴のかっこよさ、古靴集めの面白さに少しでも興味をお持ちいただけたなら幸いです。



栄えある第1足目は、



1980年代のエドワードグリーン製、ロイドフットウェアネームのマルヴァーンです。

この1足との出逢いがあったからこそ、現在靴修理という仕事をしている。

そこまで言っても過言ではない、私にとって最も大切な靴の一つです。



5年程前、当時革靴の知識などほとんど無かった私は、

茨城県のリサイクルショップで出逢ったこの靴を、

何となくカッコいいし安かったという、それだけの理由で購入しました。

確か3000円程だったと記憶しています。

リサイクルショップでとはいえ、今思えば本当に奇跡的な値段での出逢いでした。



購入してから半年くらい、仕事で履いていたからでしょうか。

インソールの名前を調べ、

それがロイドフットウェアという英国製の靴である事を知ったことで、

英国靴のかっこよさに引かれるようになり、古靴をどんどん購入するようになりました。



今では手元の靴の3分の1にあたる70足以上は英国靴ですし、

その半分近くはフルブローグです。まさにこの靴が私にとっての靴歴の原点なのです。



それからまたしばらく履いた後に、内側にラスト表記「202」と書いてある事を見つけ、

毎日のように履いていた仕事靴がエドワードグリーン製である事を知りました。



この靴と付き合いだしてから、この靴がエドワードグリーン製である事を知るまで、

当時私には靴修理の知識も全く無かったので、

それこそカカトを100均のゴムでDIYで直してみたりですとか…

失礼な付き合いをしてしまったと思いながらも、

その経験あっての現在の職業。

あの時あの場所で拾ったも同然の値段で出逢えた事、本当に感謝しています。



古靴には何とも言えない古びているからこそのかっこ良さがあり、

遠い国で生まれ、履き潰されながらも、自分に会いに来てくれたという

一つのロマンを教わりました。



いかがでしたか?

古靴が少しだけ魅力的に見えてきましたでしょうか?

そんな古靴に心底漬かってしまった私、野口の私物、

次回からも英国靴を中心にご紹介していきたいと思います!

今後ともよろしくお願いします!  


Posted by RESH(リッシュ) at 23:59Comments(4)スタッフ野口の靴ウンチク