2013年07月05日

Churchs BURWOOD

ブログご覧の皆様、こんばんは。

連載2回目を迎えました、スタッフ野口の靴ウンチクのコーナーです。

私ファーストネームを「敦史」と申します。

神社で神様から頂いた名前が、偶然か必然か、

倫敦(London)の歴史と書いて、敦史であることに気づいたのはごく最近の事。
(完全後づけです。母さんごめんなさい!)

そんな生まれながらに英国靴好きなスタッフ野口が、

今宵も自身が魅力を感じる英国靴をご紹介していきます。


このコーナーでは

古靴コレクター野口がこれまで集めてきた、200足以上の私物を通して、

それらを履いてきた感想や、ちょっとした豆知識をご紹介。

ご覧いただくことで、古靴のかっこよさ、

古靴集めの面白さに少しでも興味をお持ちいただけたなら幸いです。


Churchs BURWOOD


2足目も個人的に思い入れの強い一足、

1980~90年代製、3都市表記時代の旧チャーチから、バーウッドをご紹介します。

ラストは定番の81。


出逢えたのは5年程前、現在30足程所有するチャーチの最初の1足でした。
(同モデル3足所有)

当時、ウイングチップというものを知って、そのかっこよさに興味をひかれた私は、

トリッカーズのカントリーが欲しくて、探し回っていました。

そんな時、楽天市場でトリッカーズを探していて、

たまたま検索に引っ掛かったのがこの靴でした。

購入前にネット検索して下調べし、

All Aboutの倉野さんの記事を読んだ事で、心動かされ購入に踏み切ったのを今でも覚えています。



「英国靴といえば、やっぱりチャーチ!」

「(バーウッドに対して)これ程洗練されない名作は他には無いと思う。」

というフレーズに魅力を感じ、騙されたつもりでトリッカーズを諦めてまで手を出してみましたが、

今思えば当時の知識でこの買い物は大正解でした!


丸くてボリューミーなトゥにダブルソールなど、

トリッカーズ同様のカントリーな要素を持ちながらも、

ブックバインダーカーフという光沢革のアッパー、

内ハトメ、内羽根仕様、カカト周りのウェルトが無いなど、

ほとんどカジュアル靴のトリッカーズと比べると、

随所に少しだけドレス感が残っている事で野暮ったさとのバランスが取れ、

幅広いコーディネートへの合わせ易さを感じます。


私にとってバーウッドは、

「洗練されていないドレス靴」

ではなく、

「洗練されたカントリー靴」

なのです。



私のワードローブの中の名作として、これからも活躍してくれる事でしょう。



チャーチは仕様による年代特定方法があったり、ウィズが幅広いサイズ展開だったり、

モデル名が色々ついていたり、

英国製ながら、アメリカ古着として日本に多く入ってきていたり、

ヴィンテージ古着が好きな方がハマれるような、宝探し的魅力が沢山ある靴です。

今後、チャーチご紹介の時には、その辺りの豆知識も一緒にご紹介していきたいと思います。


いかがでしたか?

今回も古靴の魅力、少しでも伝わりましたでしょうか?

次回からも英国靴を中心にご紹介していきます!



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Posted by RESH(リッシュ) at 23:22│Comments(0)スタッフ野口の靴ウンチク
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