こんばんは！

平素は新潟伊勢丹リペア工房をご利用頂き、誠にありがとうございます。


３月２０日から、新潟伊勢丹４階紳士靴売場でジョンロブが販売されています。



歴史をたどりますと、

１８５８年に創業されたジョンロブは、

長い伝統と職人の確かな技術に裏打ちされた最高級の紳士靴メーカー。

創業者であるジョン・ロブ氏は１８２９年に英国コーンウォール州に生まれました。

ロンドンで靴の修行をし、当時英国王室の支配下にありゴールドラッシュに沸いたオーストラリアで、

１８５８年に『ジョンロブ』を創業。

鉱夫向けにカスタムメイドの靴を作り、ビジネスを成功させました。

その後ロンドンにもどったジョン・ロブ氏はさらに技術を磨き、

独自な気品溢れるクラシック仕立ての英国靴を完成させました。

１８６２年に英国万国博覧会にて金賞を受賞すると、

翌年１０月には当時の英国皇太子（エドワード７世）にブーツを献上し、

英国王室御用達靴職人に任命されました。

１８６６年にはロンドンのリージェントストリート２９６番地に第１号店をオープン。

ロンドンでの成功を受け、１９０１年にはパリの１号店をオープンしました。

１９７６年、卓越した技術力にエルメスが資本提携を行うほど。

グループの傘下となり、パリ支店よりエルメスの本店内に職人を迎え入れました。

このことが寄与してビスポークだけでなく１９８１年から既製靴の製作も開始。

現在日本でもレディメイドで購入できるようになりました。

それまではビスポークのジョンロブでエリザベス女王をはじめとする

イギリス王室の人間が好んでジョンロブにビスポークを注文していました。


いつかはジョンロブ、と語る方も多いですね。

英国の伝統とパリの気品が融合した逸品をお召しになられてはいかがでしょうか？